1回1分のルーティン掃除でコンロまわりをキレイに。掃除のプロの習慣をご紹介。

ガスコンロまわりの掃除のコツは、ルーティン化で“ためない”こと。

調理の度に調味料や油が飛び、調理台や壁、パネルに汚れが付着していくガスコンロまわり。

日々掃除をしているつもりでも、気付けば汚れが蓄積しがちです。

特にコンロまわりの汚れは時間が経つと固まって、落としにくくなっていきます。

そこで掃除のプロ大津たまみ先生は、日々のコンロまわりの掃除をルーティン化し、汚れをためないようにしています。

汚れやすい場所に狙いを定めてルーティンにすることで、掃除がラクで時短になっているそうです。

 

大津先生が日々実践している、汚れをためないためのガスコンロまわりのルーティン掃除を、「毎日の掃除」と「週1回の掃除」に分けてご紹介します。

コンロまわり、毎日のルーティン掃除。

 

大津先生が日々のコンロまわりの掃除で心掛けているのが、料理の後、汚れが固まる前に掃除をすること。

掃除時間は1か所につき1~2分ほど。

全部合わせても5分以内に終わらせるようにしています。

ルーティン掃除は短時間で終わらせないと日々継続する気が失せてしまう、というのが大津先生のセオリー。

コンロまわりの汚れも日々早いうちに拭き取り続けることで、ひどい汚れになるのを避けられます。

汚れによっては洗剤を使わなくてもキレイな状態を保てるので、勝負は汚れが固まる前の料理後、なのです。

 

①コンロまわりの壁


油ハネが付着しやすいのがコンロの横や奥の壁ですが、調理後すぐなら軽く水拭きをするだけでも十分キレイにすることができます。

油ハネが付着しやすいコンロより少し上を中心に、横方向に往復させて拭きます。

強くこすらず、軽くなでるようにすると汚れを落としやすいです。

 

最初にクロスの半分だけを濡らし、半分を乾いた状態で残しておくと、クロス1枚で乾拭きまでできて、掃除を早く終えることができます。

 

また、油汚れをしっかり落とせる掃除道具を選ぶことも、早く掃除を終えるコツ。

大津先生はマイクロファイバークロスを使っています。


②コンロと調理台 


続いてコンロの天板と調理台を拭いていきます。

クロスで水拭きをしますが、壁を拭いた時と同じ物を使うのであれば、違う面を使う方がキレイに仕上がります。

調理台には水や調味料、油、食材のクズ等が飛び散っています。

水などの軽い汚れがあるシンク横から始めて、油ハネ等の強い汚れへと、汚れが軽い(落ちやすい)順に拭き進めていきます。


最後に乾いたマイクロファイバークロスで全体を拭き、水分が残らないようにします。


③コンロ奥のパネルや壁部分

調理中に発生した油分は空気中に広がり、離れた場所にも付着します。

コンロ奥にあるパネルや壁はそんな油分で曇ったりベタついたりします。

すぐに目に見える汚れではありませんが、毎日拭くことで蓄積を防ぎ、清潔感のある空間を保てます。

 

拭く時はマイクロファイバークロスで上から下に向かって一定方向に拭きましょう。

 

仕上げとして、拭きあとが残らないようにクロスの乾いた面を使って全体を整えます。


④グリル扉

グリル調理の後はグリル庫内だけでなく扉もお手入れをします。

表面に付いた手アカやそのほか気になる汚れを中心に、マイクロファイバークロスで水拭きをします。

見逃しがちな取っ手の下側も忘れずに拭きます。

ガラス部分は軽く円を描くように拭くと汚れが落ちやすいです。

コンロまわり、週1回のリセット掃除。

 

毎日のルーティン掃除に加えて、週1回少し丁寧に掃除をする「リセット掃除」をすることで、蓄積しがちな汚れを取り除くことができます。

軽い油汚れなら水拭きだけでも落とせますし、多少のこびりつき汚れは中性洗剤を少しだけ使うことで、簡単に落とせます。

毎日の掃除で拭き残しがあったとしても、このリセット掃除の時に落とせれば、気持ちのいいキッチンをキープすることができます。


①コンロ掃除

コンロの天板は、ルーティン掃除で落としきれていない汚れがないか確認しながら行います。

 

調理後、コンロの天板にまだ少し温かさが残っているくらいのうちにゴトクを外し、天板に付着した油ハネや汚れを水拭きします。

ヤケドには十分注意して行いましょう。

 

ゴトクは汚れに応じて水拭きをしたり洗ったりします。

天板と調理台の間に入った汚れを見落としがちなので、細身のブラシでかき出して、固く絞ったクロスで拭いておきます。

大津先生は「Jブラシ」を使用しています。


②コンロ横や奥の壁

油ハネが付着するコンロ横や奥の壁は、毎日ルーティンで拭いているエリアよりも広めに、油ハネが付きやすい範囲を全体的に拭き上げます。

下から上に向かって動かし、最後は乾いた面で水滴を拭き取って仕上げます。


③コンロ周辺の調理台

調理台も、ルーティン掃除で落としきれていない油汚れ等が残っていないかを確認し、汚れ次第で追加の拭き掃除をします。

調理台の上に物を置いている場合は、持ち上げてその下も拭きましょう。

コンロまわり全体を見渡して、汚れが残っていないか、拭きあとが残っていないかを確認して完了です。

掃除をルーティン化するためのポイント。

 

コンロ掃除を面倒に感じる理由の多くは、油汚れが放置されて固まってしまい、落としにくくなっていることにあります。

これを防ぐために次のことを意識すると、掃除がルーティン化されやすくなると大津先生はアドバイス。

・マイクロファイバークロスや「洗剤がいらない!油汚れ専用ふきん」のような、汚れを落としやすく、掃除が簡単になるアイテムを用意する。

 

・掃除道具をコンロ近くに置く。

 

・調理後は早めに拭き掃除をする。

コンロは天板にまだ少し温かさが残っているくらいまで冷ましてから拭く。

 

・毎日の掃除は1か所につき1分程度にする。

大津先生はシンク下の引き出しに掃除道具置き場を作り、汚れたらすぐに取り出して掃除ができるようにしています。


汚れを“ためない”ことで、いつでもキレイなコンロまわりに。

 

「毎日1回1分の拭き掃除」と「週1回の軽いリセット掃除」。

大津先生はこの2つを習慣化して続けることで、コンロまわりをいつもすっきり美しく保っています。

毎日掃除で多少汚れが残っても、週1回のリセット掃除で挽回が可能。

ルーティン化することで、毎年大掃除で行っているような大変なコンロ掃除をする必要もなくなってきます。

 

調理のあとに1分ちょっと。

いつでも気持ちの良いキッチンにするために、汚れが気になる場所を拭く習慣を取り入れてみませんか 。