掃除のプロが手放さない「マイクロファイバークロス」。その魅力と使い方をご紹介。

キレイが続くヒミツは、お掃除用クロス。

お掃除のプロにとって欠かせない掃除道具はさまざまありますが、「マイクロファイバークロス」が手放せないと語るのは、橋本敦子(はしもと あつこ)先生。

先生とマイクロファイバークロスとはもう20年近い付き合いで、自宅には8枚ほどを常備し、汚れが気になった時にすぐに手に取って掃除ができるようにしているそうです。

まさに、長年使い続けている必需品であり、愛用品。

その魅力と日頃の使い方を教わりました。


マイクロファイバークロスの特長。

橋本先生が愛用するマイクロファイバークロスは、髪の毛よりもはるかに細い、極細の繊維で織られています。

布の表面が細かな凸凹になり、乾いた状態でホコリを取ったり、水で濡らした状態で油分を含む汚れを拭き取ることができます。


先生は、掃除の現場などで説明する時は「マイクロファイバークロスは布ではなくブラシだと思ってください」と説明します。

この凹凸が汚れをかき出す働きもするので、細かなブラシのように作用するそうです。

おかげで強い力を入れなくても掃除が可能です。

その分、物の表面を傷付ける可能性もあります。

特に小石など小さくて硬い物質を挟んで使ってしまうと傷を付けてしまうので、注意が必要です。


掃除と片付けのプロ 大津たまみ先生

モデル:掃除と片付けのプロ 大津たまみ先生

鏡をいつもピカピカに。

橋本先生がマイクロファイバークロスの効果を一番感じるのが鏡です。

鏡は汚れが付着すると歪んで見えるようになります。

「鏡はいつもピカピカにして、自分を美しく映したいですよね!」と先生は笑います。

乾拭き用のクロス 水拭き用のクロスと洗面台用掃除道具

左:乾拭き用のクロス

右:水拭き用のクロスと洗面台用掃除道具

洗面台には常に2種類のクロスを置いておき、片方で水拭きをし、もう片方で乾拭きをして仕上げています。


マイクロファイバークロスはあまり力を入れなくても汚れをかきだしたり削ったりが可能なので、鏡に飛んだ汚れを軽い力の水拭きで落とせます。

橋本先生は水拭き中に指先に汚れと思われる引っ掛かりを感じた時に、少し力を入れ、その感覚がなくなるまでこすります。

水拭きが終わったら乾拭き用のクロスに持ち替え、凹凸がない方を使って磨き上げます。


マイクロファイバークロスは糸くずが出にくいため、拭き跡も残りにくく、短時間で美しい鏡になって嬉しくなるそうです。

浴室にもマイクロファイバークロスを設置し、日々の掃除の仕上げとして鏡やタイルに残る水滴を拭いて、ウロコ汚れなどが付きにくくしています。

 

マイクロファイバークロスは雑巾や他のクロスと違って、濡れた状態でも吸水力があるのが利点。

水まわりの掃除がしやすく、しかも早く終えられると言います。

家のあちこちにクロスを置いて、キレイをキープ。

 

橋本先生は家のあちこちにマイクロファイバークロスを置いて、すぐに掃除ができるようにしています。

洗面所の鏡と同じくらいピカピカに維持しているのが、玄関の鏡。

クロスを置き、気になる時に鏡を拭いて、棚のホコリを取るようにしています。

玄関がキレイで整っていると自分たちだけでなくお客様も心地良く過ごせるので、気を配っている掃除場所のひとつだそうです。

キッチンでは水まわりを中心に拭き掃除に活用。

水拭き用と乾拭き用を用意しておき、調理台の水拭きをしたり、乾拭き用のクロスで水栓まわりを拭き上げてピカピカにしたりと、気持ちの良いキッチンのために欠かせません。

 

ただし、マイクロファイバークロスは熱に弱い一面があるので、調理後すぐの高温になっているコンロ近くで使用する際は注意が必要です。


このほか、リビングやトイレ、廊下などにもマイクロファイバークロスを常設。

ホコリが気になるトイレには乾拭き用を1枚置き、掃除用ブラシの先に巻き付けて、定期的にホコリ取りを行っています。

トイレはホコリと、ホコリからカビが発生しやすい場所なので、こまめな掃除が大切です。

マイクロファイバークロスと予防清掃

橋本先生は、マイクロファイバークロスを使って掃除をすると、ホコリや汚れが付きにくくなり、掃除がラクになると感じています。

掃除の際にあらかじめ汚れが付きにくくなるように行う「予防清掃」になると考えます。

汚れの始まりは、掃除後の何もない表面の上に落ちたホコリや汚れです。

そこに微細な凸凹が生まれ、そのすき間にホコリやチリ、湿気による水分や油分が入り込んだり、積もったりして汚れが広がります。

その上に油分がたまり、ミルフィーユのようになってガンコな汚れに育っていくのです。

 

マイクロファイバークロスで最初のホコリを取り除くことで凸凹が生まれなくなり、汚れがつきにくい、育ちにくい状態を維持できます。


マイクロファイバークロスのお手入れ方法。

使ったマイクロファイバークロスは、ゴミ箱の上でホコリを払い、週に一度は水洗いをしています。

水拭きした物は、その都度水洗いをします。

 

このようにして使い続け、大体1~3年ほどで買い替えているそう。

濡れた状態で水分を吸わなくなってくると、新しくするタイミングと捉えています。

室内の空気をキレイに保つのが、究極のお掃除。

ご覧いただいたように、橋本先生は家族にも「もうマイクロファイバークロスを持ち歩いた方が早いんじゃない?」と言われるほど、あちこちにマイクロファイバークロスを置き、気が付くとホコリや水滴を取るのが習慣になっています。

キレイになると掃除を続けたくなり、継続できるようになる、を日々実感しています。

 

「室内の空気をキレイな状態にすることが、究極の掃除」と言う橋本先生は、常に手に届くところにクロスを置くことで、その実現を目指します。

 

マイクロファイバークロスを使った汚れを育てない掃除、まずは気負わずに鏡を拭くところから始めてみませんか。

 

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