汚れやすい玄関まわり、ドア前のポーチやアプローチの掃除方法を掃除のプロに教わります。

玄関まわりを整えると、家全体も美しく整って見えます。

玄関まわりを整えると、家全体も美しく整って見えます。

出典:写真AC

出かけるとき、帰ってきたとき、お客様がいらっしゃったとき。玄関はみんなが通る場所です。

特に外から見えるドア前のポーチやアプローチ等の玄関まわりは、家の印象を左右します。

家は中だけでなく外側も整っていると、住まい全体が整って見え、ここちよさも増します。

とはいえ屋外は掃除をしても汚れがち。

雨の日の後などは汚れやすく、汚れもたまりやすいです。

玄関まわりを美しく整えて気持ちよく過ごすための掃除方法を、掃除のプロ大津たまみ先生に教わります。

掃除をする前に準備をしましょう。

 

戸建てであれ、マンションやアパートのような集合住宅であれ、玄関まわりの基本的な掃除方法は共通です。

今回はより汚れが気になりやすい戸建て住宅を例にご説明します。

最初に、どんな汚れがあるのか、汚れの種類を見極めましょう。

玄関まわりの汚れとしては、土ぼこり、砂、落ち葉、靴裏の泥汚れ等が多いです。

気づかない内にたまっていきますし、汚れによっては雨や風の影響を受けて黒ずみやくすみに変化して、目立ってきてしまいます。

落ち葉や大きなゴミがあれば、先に取り除いておきましょう。

泥の塊のような汚れが落ちている場合は、掃除で広がらないように取って捨てておきます。

玄関マットを使っているのであれば、汚れ具合を確認します。

次に掃除道具を用意します。

今回用意したのは、左から以下の通りです。

  • 水拭き用のモップを付けたフローリングワイパー
  • ドライシートを付けたフローリングワイパー
  • バケツ
  • 雑巾
  • スポンジ
  • ほうき
  • ちりとり

ほうきとちりとりは玄関近くに収納できるサイズで、自立するものがおすすめです。

 

掃除の際、滑りやすい場所では足元に注意して作業しましょう。

玄関まわりの掃除方法。

①掃き掃除

 屋外であっても、ホコリや砂等の乾いた汚れは乾いた状態で取り除くのが掃除の基本です。

玄関掃除というと水を流してこするというイメージもありますが、いきなり水を流すと汚れが広がったり、場合によっては床のタイル等に傷をつけてしまいかねません。

まず、ドア前(ポーチ)やアプローチ全体をほうきで掃きます。

最初に細かい汚れを掃いてしっかり集めてから拭き掃除をすると、ラクに掃除ができて、キレイにもなります。

汚れやすい部分は重点的に掃除を行います。

靴の脱ぎ履きで土が落ちやすいドアの前、ゴミがたまりやすい隅や端、壁際をほうきで丁寧に掃きます。

タイルや床面の目地に入った砂も意識して掃き出しましょう。

続いて、ドライシートを付けたフローリングワイパーを使います。

ドライシートは屋内での掃除に使われている方は多いと思いますが、細かなホコリや汚れを取るという点では屋外でも優秀なのだそうです。

「ドライシートで拭くと細かい汚れが取れて、掃除後の玄関がスッキリして見えます!」と大津先生も太鼓判です。

②玄関マットのお手入れ

大津先生は玄関ドアの前には「玄関マット」が欠かせないと言います。

玄関マットは靴の裏についた汚れを落とすためのもの。

インテリアとしてではなく、家の中に靴の汚れを持ち込まないためと、外の汚れを侵入させないために、予防清掃の一環としての使用をすすめています。


玄関マットが汚れているとせっかく掃除をしてもマットについた汚れを持ち込んでしまいます。

定期的にお手入れをしましょう。

掃き掃除と同じタイミングでお手入れをするのがラクです。

掃除をする際は、まずマットを持ち上げ、下にたまった砂やゴミをほうきで掃きます。

次に、マットのお手入れをします。

マット表面に付いたホコリをほうきで払います。

マットの中に汚れが絡んだり入り込んでいるような場合は、素材に合わせて掃除機やブラシを使って汚れを落としましょう。

洗浄が可能と表示されているマットは、別の場所で水で流しながらブラシでこすって汚れを落とし、しっかり乾かしましょう。

湿ったまま敷き直すのは、汚れが増える原因になりますので、避けてください。

③こびりついた汚れの拭き掃除

乾いた汚れを取った後は、拭き掃除で黒ずみやザラつきを取ります。

汚れが広がりやすいので、掃除の順番を守ること、こすりすぎないことが大切です。

汚れの気になる部分を、水で濡らして固くしぼった雑巾で拭きます(写真左)。


落ちにくい汚れは中性洗剤を薄めたものをスポンジに含ませ、部分的にこすります(写真右)。

汚れが落ちたら洗剤はしっかり洗い流します。

 

こびりついてなかなか取れないような泥やガムのような汚れは、少し湿らせてから拭き取りましょう。

全体的に汚れが目立つときやさっぱりと仕上げたいときは、モップを使った水拭きが便利です。

その際、水分を多くしすぎないことがコツです。

④仕上げ掃除

最後に、ホコリが付きやすい玄関ドア全体や取っ手部分をマイクロファイバークロスで拭いて、ホコリや手アカを落とします。

 

扉全体を乾いた布やドライシートで乾拭きをして仕上げると、さらっとした印象になります。

玄関まわりをキレイに保つコツ。

 

掃除をしても汚れやすい玄関まわりですが、汚れをためないためのポイントを習慣化すると、整って気持ちいい玄関をキープすることができます。

例えば、次のような点です。

・玄関マットを使う。

使う時はドアの下にぴったりとつけて敷きます。ズレたらこまめに整え、マットが汚れたらお手入れを。

・週に1回はドライシートで掃除をする。

・汚れは見つけたらすぐに取り除く。

特に雨の後は泥汚れが残りやすいので、早めに取りましょう。落ち葉や砂も掃いておきましょう。

忙しくてこまめに掃除ができないという場合でも、雨の後や特に汚れが目立つとき、気になるところを中心に掃除をしておくと、キレイな玄関まわりを保てます。

 

来客前だけでなく、日常的に整える意識を持つと、暮らす人も気持ちよい玄関を保ちやすくなりますよ。

キレイな玄関で自分もお客様も気持ちよく。

 

玄関まわりのドア前(ポーチ)やアプローチは、家の顔ともいえる大切な場所。

ドライシートでの掃除や玄関マットの活用など、ちょっとした道具を使ってこまめに整えることで、特別な掃除をしなくてもキレイな状態を保つことができます。

玄関まわりが整うと、家に入るたびに気持ちがよくなり、訪れる人にも心地よい印象を与えることができます。

 

日々を気持ちよく過ごすために、できるところから始めてみてください。