お掃除のプロが教える冷蔵庫の8分掃除。
「掃除が嫌い」
「忙しくて掃除ができない」
そんなあなたでも「8分」なら掃除してみようと思いませんか?
掃除と収納のプロ大津たまみ先生に教わった「8分」で簡単にできる掃除テクをご紹介します。
今回は冷蔵庫!食品を入れるので、いつもキレイにお掃除をしておきたい場所です。
大体8分くらいでキレイにするコツをお伝えします。
パパッとやろう!冷蔵庫内のカンタンお掃除法。
頻繁に出し入れする冷蔵庫は意外と汚れがち。
まずはパパッと簡単にできるお掃除方法をお伝えします。
1.どこから掃除をするか計画を立てる。
冷蔵庫を掃除する際は「今日は野菜室をキレイにしよう!」など、事前にどこをどのように掃除するかを計画して始めましょう。
2.冷蔵庫の庫内の食材を取り出す。
最初に、冷蔵庫に入っている物をすべて取り出します。
食材の一時置き場としてクーラーボックスなども用意できれば安心です。
3.重曹水で拭く。
冷蔵庫内の掃除には、誤って口にいれても大丈夫な「重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯を溶かしたもの)」を使います。
重曹水を吹きつけた清潔な布で拭いたあと、別の布で水拭きをして仕上げましょう。
この時、重曹による脱臭効果も期待できます。
【ポイント】
庫内を吹く時は必ず清潔な布を使いましょう。
一度別の場所で使った布で掃除をすることは、他所で拭き取った雑菌をそのまま冷蔵庫に塗りこんでしまうようなもの。
乾いた清潔な布で掃除をしましょう。
こぼれた液体や食材のクズなどの汚れがもスッキリ、キレイに落とせました。
ちょこっとプラス!プロのワザ。
食材を”カゴ”に分別する。
食材をカゴなどに分別して入れておくと、そのまま取り出したり横にずらしたりながら拭き掃除ができて便利です。
意外と汚れがたまる場所!冷蔵庫のドア掃除。
冷蔵庫のドアまわりは意外に汚れがたまりやすいです。
手が触れることも多く、雑菌がつきやすい場所でもあります。
こまめに掃除をして、清潔に保ちましょう。
ドアの表面とゴムパッキン部分の掃除方法を紹介します。
1.掃除にはホット重曹水。
スプレーボトルに重曹(小さじ1)と40〜45℃のお湯(100ml)を入れ、よく溶かしてホット重曹水を作ります。
ゴムパッキン等の細かい部分の掃除用に、綿棒やわり箸にガーゼを巻きつけたものを作っておきます。
2.掃除は全体→部分の順番で。
特に取っ手まわりは家族みんなが触る場所です。
目には見えませんが、手アカがたくさんついているので、布にホット重曹水を吹き付けてから、丁寧に拭きます。
3.ゴムパッキンを掃除する。
ゴム部分はホコリや汚れを吸着しやすい場所です。
パッキンの汚れは、綿棒やわりばしにガーゼを巻きつけた物を使い、しっかりとかき出します。
※ゴムは一度カビが生えてしまうと完璧に除去するのは難しい素材です。
こまめに掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
4.水拭きをして終了。
最後に、重曹水が残らないように水拭きをして終了です。
定期的に掃除をすることで庫内も扉もピカピカになり、毎日気持ちよく使い続けられるようになります。
冷蔵庫の下の掃除。
冷蔵庫が置いてある床。
掃除しなければと思いながらなかなかできない場所です。
お家にある物で作れる道具を使った簡単な方法をご紹介します。
1.床と冷蔵庫の間のカバーパーツ(前面グリル)をはずす。
外したカバーパーツは拭き掃除をします。
時間があれば中性洗剤を使って洗いましょう。
※カバーパーツの外し方や取付け方は、取り扱い説明書を読み、確認してから行ってください。
2.ホコリを取る。
針金ハンガーに使わなくなった厚手のストッキングをかぶせた道具を用意します。
冷蔵庫の下に差し込み、ホコリをストッキングに絡めて取り除きます。
冷蔵庫の下の汚れのほとんどはホコリです。
この道具でホコリを取って捨てるだけで簡単にキレイになります。
3.カバーを元にもどして完了!
冷蔵庫によっては脚をゆるめるだけで動かせる物もあります。
動かせる冷蔵庫なら、折角なので背面なども一緒に掃除ができるとキレイと気持ちいいが長続きしますね。
クリーンな冷蔵庫で家族を元気に。
食べ物を保管する冷蔵庫は常に清潔にしておきたい場所。
衛生的に保つと同時に、整頓することで汚れもつきにくくなります。
賞味期限も把握でき、電気代の節約にもつながりますよ。
冷蔵庫をチェックして、8分掃除にチャレンジしてみてくださいね。