毎日がもっと豊かに、うれしくなる
明日をつくるリセットおかず
不調になりがちな春の肌や胃腸に、
アレンジ自由自在の万能レシピ
乾燥しやすい春は、お肌の調子が乱れがち。
さらに、新生活が始まるストレスもあり、胃腸もお疲れ気味となる季節です。
そこで今回は、体の内側から肌も胃腸も整えてくれるスープを、ヘルシー料理家のMaoさんに教えていただきました。
コラーゲンが豊富な鶏手羽先を使ったスープで、胃腸をいたわりながら、プルプルツヤツヤのお肌を目指しましょう。
鶏の手羽先は
お肌にうれしいコラーゲンの宝庫
体に不可欠なタンパク質の一種であるコラーゲンは、お肌のツヤやうるおいをキープしたいときに、積極的に摂取したい栄養素。
コラーゲンは骨付き肉や牛すじ、鶏皮などに多く含まれますが、栄養学に詳しいMaoさんのおすすめは、鶏の手羽先。
「身近なスーパーなどでいつでも買えますし、処理も簡単。うまみたっぷりの手羽先は、じっくり煮込むと、とってもおいしいスープができます。スープに溶け出したコラーゲンもすべていただくことができますよ。」(Maoさん)
手羽先の関節部分をキッチンばさみで切り分けると、肉離れが良くなって食べやすくなります。
切り離した先端部分からも良いスープが取れるので、捨てないで使いましょう!
また、一度焼いてから煮込むと、さらにコクとうまみがアップします。
うまみたっぷり手羽先スープは、
カロリーも調味料も控えめ
手羽先で作るスープの魅力は、コラーゲンが多く含まれることだけではありません。煮込んだ手羽先は、1本わずか70kcalほどの低カロリー。ダイエット中の方でも安心していただくことができますし、不足しがちなタンパク質や脂質も摂ることができます。
「コクとうまみのある手羽先スープは、過度な調味料や添加物を加えなくても、塩だけで十分おいしくいただけます。また、身体の中からあたためることで代謝もアップ。柔らかく煮込まれた手羽先は胃腸の負担も少なく、疲れているときにもおすすめです。」(Maoさん)
Recipe
鶏手羽先のシンプルスープ
材料
- 手羽先 6本
- 長ネギ 1本
- しょうが 1かけ
- クコの実(あれば) 適量
- ごま油 大1
- 水 600ml
- 塩 小さじ1/2〜
- こしょう 適量
(A)
- 塩 小さじ1
- 酒 小さじ1
手順
① 鶏の手羽先は関節で切り分け、骨に沿って切込みを入れる。(A)を揉み込んでおく。
② 長ネギは3~4cmのぶつ切り、しょうがは千切りにする。
③ ごま油を熱し、手羽先を並べ、焼き目が付くまで両面を焼く。
④ 長ネギ、しょうが、クコの実、水を入れ、沸騰したらアクを取る。フタをして弱めの中火で15分ほど煮る。火を消したら、余熱で10分ほどおく。塩、こしょうで味を整えたら完成。
※手羽先に切り目を入れると、うまみが出やすくなる。
※鍋の大きさに合わせて、水の量は調整を。
監修者プロフィール
ヘルシー料理家/にこまお
元フィギュアスケートシンクロ日本代表。ダイエットで体調を崩したことをきっかけに栄養学を学ぶ。身体の内側も外側も健康的に美しくをモットーに、ヘルシー料理家、ヨガ講師として活動中。
ライタープロフィール
植松 織江
ライター、プランナー。広告制作会社より独立し、株式会社ペンダコ代表。デジタル媒体を中心にコンテンツ企画、取材、編集、コピーライティングまで幅広く活動中。
2022.5.19
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