掃除のプロが教える、ガスコンロのグリル(魚焼きグリル)の5ステップの簡単お手入れ方法。

グリルのお手入れがラクになれば、お料理も快適になります。

ガスコンロの魚焼きグリル、どれくらい使われていますか?

お手入れのことを考えると使うのがおっくうになりがち、という声も聞こえます。

確かに魚を焼いた後の油汚れ、焼き網についたコゲ、庫内に残るニオイと、気になる点も多いかもしれません。

 

お掃除のプロ、大津たまみ先生は「魚焼きグリルはとても便利な調理場所です。」とメリットを強調します。

大津先生のように、魚焼きグリルを魚を焼く以外にも使ってお料理を楽しまれている方も多くいらっしゃいます。

「魚焼きグリルは『大掃除で何とかする場所』ではなく、『使った後に少し整える場所』と考えると、後片付けも調理も、ぐんとラクになりますよ。」とのこと。

 

掃除のプロが日々行っている、グリルのお手入れ5ステップを教わります。


魚焼きグリルの汚れの正体は。

 

魚焼きグリルで焼き網を使って調理をした際の主な汚れは、油汚れとコゲつき。

それらから発生するニオイも厄介です。

 

大津先生は魚焼きグリル内の汚れをこう解説します。

焼き網を使ってグリルで魚を焼くと、魚の脂が焼き網や受け皿、グリル庫内に付着します。

調理時の熱で脂から水分が蒸発して固まり、ベタついた汚れになります。

これは軽く洗う程度では落とすことが難しいです。

この汚れが落ちきらずにグリルを使い続けると、汚れに何度も熱が加わり、固まって焦げつき、焼き付いた状態になります。

 

グリルの気になるニオイは、このような、落とし切れなかった汚れから発生しているのです。

 

そのため、大津先生は魚焼きグリルのお手入れは、油汚れがまだ軽いうちに終わらせること、油やコゲをしっかり落としてニオイの原因を残さないようにすることが大切だと言います。

魚焼きグリル

出典:写真AC

魚焼きグリルのお手入れの5ステップ


魚焼きグリルのお手入れの基本は、①冷ます・②外す・③洗う・④拭く・⑤乾かすの5ステップです。


① 冷ます

お手入れをするにあたって、まずは使用後のグリル庫内を触っても大丈夫なくらいの熱さに冷ます必要があります。

調理直後のグリルは高温です。

グリルを引き出し、しっかり冷ましてからお手入れします。

② グリルを取り出し、外す

焼き網や受け皿など、取り外せる部品を外します。

外せる部品はメーカーや機種によって異なるので、取扱説明書を見ながら取り外します。

作業の際はゴム手袋を装着しましょう。

こちらはリンナイの「デリシア」の取り外せるグリル部品です。

 

①グリルとびら

②グリル皿

③グリル皿受け

④グリル焼き網

⑤下火カバー

③ 部品を洗う

取り外した部品を、台所用中性洗剤とスポンジ(ここでは「グリル専用お掃除スポンジ」)で洗います。

落としにくいコゲつき汚れがある場合は、ぬるま湯につけて少しゆるめてから洗うと落ちやすいです。

忘れがちなのが「下火カバー」です。

この上に落ちた油や汚れは、高温で熱せられることで焼き付いたような状態になりがちとのこと。

汚れが蓄積すると、使用時の煙の発生やニオイの原因に可能性もあります。

中性洗剤を数滴溶いたぬるま湯につけ、汚れを少しゆるめてから洗うと落としやすいです 。

 

※下火カバーが付属していないガスコンロもあります。

④ 庫内を拭く

グリル庫内の油汚れは乾いた布やキッチンペーパーで軽く拭き取ります。

汚れが気になる時は、中性洗剤を含ませた布で拭き、その後水拭きをしましょう。

手が入らない場所には菜箸棒を使います。

菜箸に洗剤を含ませた布を巻き付け、輪ゴムで固定して作ります。

グリル庫内はお手入れができる場所が限られていますので、取扱説明書を参考にして行ってください。

洗剤を使った後はしっかり水拭きをします。


⑤ 乾燥させる

庫内の水気を布などでしっかり拭き取り、しばらくとびらを開けた状態で十分に乾かします。

この時庫内に水分を残さないこと、ニオイをこもらせないことで、この後のニオイ対策になります。

 

しっかり乾いたら、外した部品を組み立てて元に戻していきます。

グリルのお手入れのポイント。

グリルのお手入れで気を付けたいのが、強くこすりすぎないことです。

焦げつきが気になるとついゴシゴシとこすりたくなりますが、力を入れすぎたり、硬いタワシや研磨力の強い道具を使うと、部品を傷めてしまうことがあります。

 

焦げつきは力で削るよりもゆるめて落とすようにしましょう。

長く使い続けるためにも、汚れが酷くなる前にこまめなお手入れがおすすめです。


ニオイを残さないために


魚焼きグリルで気になると言われる「ニオイ」。

世の中にはニオイ対策の様々な情報がありますが、大津先生は、それよりも「汚れを残さないことが一番早くて確実」だと言います。

ニオイの元は、グリル内に残った油やコゲです。

これらを取り除かないままでは、ニオイの元はなくならず、ニオイ問題は解決しないのです。

そのためには、次のことを意識しましょう。

 

・使った後は都度洗う。

・庫内は軽く拭く。

・使用後はグリルとびらを開けて換気する。

 

ぜひ取り入れてみてください。

 

グリル調理ができるアイテムを活用しよう。

近年、グリルを使った料理や調理ができるアイテムが増えています。

リンナイのガスコンロにも「ココットプレート」や「ザ・ココット」などがあります。

手軽においしい料理が作れますし、グリル庫内の汚れを防止できることもメリットです。

 

大津先生はグリル調理の愛好家。

調理以上に、お手入れの点で気に入っています。

専用アイテムを使うことで食材から出る脂や調味料、水分がグリル庫内に飛び散りにくくなり、グリル庫内の汚れ予防になります。

お手入れが抜群にラクになることを日々実感しているそうです。


実際、「ココットプレート」も「ザ・ココット」もお手入れは簡単。

使用後に中性洗剤を使って普通の調理道具と同じように洗うだけです。

大津先生の体感として、毎回15分ほどかかっていたグリルのお手入れが、「ココットプレート」を使うようになってからはこれだけを洗えばよくなったので、今は5分程度。

グリル庫内への油ハネもかなり軽減されたため、庫内のお手入れは汚れが気になる部分を拭くくらいになったそうです。


※「ココットプレート」「ザ・ココット」はリンナイの対応ガスコンロでのみお使いいただけます。

早めにお手入れをして、グリルで快適なお料理を。

魚焼きグリルのお手入れで一番大切なのは、汚れをためないことです。

油汚れやそのほかの汚れは、付いたばかりの状態なら落としやすいです。

でも放置すると焦げ付き、どんどん落としにくくなります。

その庫内に残った汚れから、ニオイが発生し始めます。

 

だからこそ、使った後、まだ汚れが軽いうちに洗って、少し整えることが大切です。

「『お手入れが大変だから使わない場所』にするのではなく、『少しの習慣で気持ちよく使える場所』に変えていきましょう。」と大津先生は提案します。

リンナイのビルトインコンロ「DELICIA(デリシア)」「Lisse(リッセ)」「GRILLER(グリレ)」にはグリル調理の煙やニオイを低減する「スモークオフ」機能がついています。

グリル庫内の後方に搭載した専用バーナーで、調理時に発生するニオイや煙を焼き切ります。お手入れだけでなく、調理中も快適です。

 

グリルのお手入れは、頑張りすぎず、暮らしをラクにするために取り組んでみましょう。

快適なグリルライフをお過ごしください。


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