理想はスッキリしたダイニング。でも、現実は…
家族みんなが毎日使うダイニングテーブル。
余分な物がなく整った状態を維持したいものですよね。
でも、いつのまにかテーブルの上にも下にもゴチャゴチャと物がいっぱいに。
お掃除も毎日ふきんで拭いてるけど、なんだかスッキリしない…。
どうしたらキレイになるんでしょう?
掃除と収納のプロ大津たまみ先生に、ダイニングテーブルの掃除と片付けのコツを教わります。

出典:写真AC
テーブルまわりをスッキリ片づける方法。
ダイニングテーブルの上がいつもスッキリと片づいていると、ダイニング全体がキレイに見えます。
掃除をする時も物が置いてあると掃除がしにくく感じます。
できれば何も置かない状況を目指して、まずはダイニングテーブルの片付けから始めていきましょう。
1.テーブルは壁から離して置きます。

テーブルが壁についていると、そこにいろいろと物を置いてしまいがちです。
テーブルと壁はあえて離し、物を置きにくい環境を作りましょう。
2.テーブルまわりの物を集め、分類します。

テーブルの上や下など、周囲にある物をすべて集め、使っているものと使っていないものに分類します。
テーブルの上にはなるべく物を置かないようにしたいので、テーブル以外に置き場所を作りましょう。
戻す場所が決まれば自然と物が片付いていきます。
3.使っていないものは処分し、使っているものを収納します。
使っていないものは本来の場所に移動させたり処分したりし、よく使っているものをテーブルの近くに収納します。
テーブルの上には何も置かないのが理想です。
スッキリさせるためには収納スペースが必要ですが、近くに意外な収納場所があります。

マジックテープで「隠す収納」。
テーブルの裏とリモコンの裏にマジックテープ(面ファスナー)を貼りつけ「隠す収納」にします。
リモコンや新聞などテーブルで使用する物は、テーブルの裏や椅子の脇、テーブル近くの壁など、隠れた空間を利用して、置き場所を作ってしまいましょう。

壁に雑誌や新聞を置ける収納アイテムを使えば、場所を取らずにすっきりとした空間が作れます。
すっきり、キレイなダイニングになりました。

ダイニングテーブルは重曹水でピカピカに。
ダイニングテーブルは毎日ここで食事やお茶をする、いつもキレイに、清潔にしておきたい場所です。
掃除のプロは、毎食後の拭き掃除のうち、1回だけ(特に夕食後)しっかり掃除することを推奨しています。
1.掃除道具を用意。
<用意するもの>
- ホット重曹水(作り方はこちら)
- マイクロファイバークロス
- メラミンスポンジ
- ぞうきん(乾拭き用)
2.テーブルの上を拭きます。

テーブルの上にホット重層水をスプレーし、マイクロファイバークロスで拭きます。
ホット重層水を使って手アカなどの汚れをしっかり取り除きましょう。
水拭きだけでは落ちにくい汚れもスッキリ落とせます。
その後、水拭きで重曹水を拭き取り、乾拭きをして完了です。
3.テーブルの上以外を拭きます。

ダイニングテーブルは表面以外の部分も汚れています。
縁や裏側、足部分などテーブル全体にホット重層水を吹きつけ、マイクロファイバークロスで拭き上げましょう。
その後は水拭きをして、乾拭きをします。
4.椅子もしっかりお手入れを。
毎日使うものなので、テーブルだけでなく椅子も意外と汚れています。
水を含ませて軽く絞ったメラニンスポンジで掃除をします。
最後に全体を乾拭きすれば完了です。
※素材によってキズや変色などの恐れがありますので、目立たない場所で試してから行ってください。
すっきり、キレイになりました。

習慣化でいつでもキレイなダイニングに。
1日1回夕食後または寝る前など時間を決めて、テーブルの上をキレイに片づける習慣をつけると、物がないスッキリした状態を維持することができます。
その後、掃除までできれば毎日気持ちよいダイニングテーブルで過ごせます。
また、小さなお子さんがシールなどを貼ってしまった時は、都度はがしましょう。
シールはがし専用の洗剤を使うとキレイにはがせます。
毎日使う場所がキレイだと、いつでも気持ちよく過ごすことができますよ。

出典:写真AC