理想のスッキリしたリビングにしたい。
「リビングはきれいに片付けているのに、何となくスッキリしない!」
リビングのそんな悩みを良く聞きます。
なぜスッキリ見えないのでしょう?
その理由はリビング全体の家具の配置やテイストが統一されていないからかもしれません。
リビングは家族が集まる場所です。
気付くと家族の物が増えてしまったりしてごちゃごちゃした印象になりがち。
今回は、お掃除と収納のプロ大津たまみ先生直伝の、スッキリしたリビングに見せるコツをご紹介します。
3ステップでリビング収納の悩みを解決。
STEP1.テイストを統一
リビングのテイストを大きく決める一番の要素は「家具」です。
次に「小物」のテイスト、そしてその他の「色の数」です。
この順番にチェックしていくとリビングがきれいにスッキリとしていきますよ。
家具
配置している家具のテイストは合っていますか?
家具の色味や形をチェックしてみましょう。
ドアを開けた時に一番よく目に入る場所に自分のテイストに一番合う家具を配置するだけでも、インテリアセンスがグッとアップします。
小物
小物は家具のテイストに合わせて配置しましょう。
飾りすぎは厳禁です。
飾る場所は部屋の中に1か所、多くても2か所までです。
場所と数を決めて飾りましょう。
色の数
リビングに置く物の色を統一をしましょう。
最初はメイン1色と差し色2色と決めて、そこからインテリアや小物を置き始めると失敗がないです。
リビングに入るドアから室内の写真を撮ってみてください。
どれだけの色が使用されているのか客観的に眺めてみると良く分かりますよ。
STEP2.動線を考えて家具を配置する。
家具の配置によってリビングの見え方が変わります。
リビング全体を俯瞰した時に凹凸がないように配置しましょう。
また、なるべく一つの壁面に集めるようにしましょう。
動線から考えて、家具はまとまってあるほうが使いやすいです。
家具がいろいろな場所に配置してあると、それだけで部屋が狭く、ごちゃごちゃとした印象になります。
まずは、ご自宅のリビングの間取りと家具の配置を確認してみてください。
そして、スッキリ見せるための家具の配置を考えてみましょう。
STEP3.物を減らして指定席を確保!
リビングにある物をカテゴリー別に分けて、カテゴリーごとの指定席(置き場所)を決めると、物が散らばることがなく、スッキリとした空間を作ることができます。
分け方は、人別、種類別、使用頻度別などがあります。
リビングの広さなどを考えて、使いやすいように決めてみましょう。
カテゴリーの分け方の例。
共有スペースを人別にカテゴリ分けし、それぞれの人用のカゴを設置し、各自自分の物を収納していきます。
収納上手で快適リビングへ。
リビングの散らかりを防止するには、動線を考えて家具の配置変えをしたり、カテゴリー分けをすることがポイントです。
また、家具のテイストも統一して、物の指定席=収納する場所を決めていきましょう。
また、家族には物の指定席=どこに物を戻したらいいのかをしっかりと情報共有することも大切ですね。
まずはリビングを客観的に見るところから始めませんか。