キッチン調理グッズを使いやすく収納したい。
調理グッズは、いざ使いたい時になかなかさっと出てきてくれない…。
そんな経験はありませんか?
それは調理グッズの量と収納方法に問題があるのかもしれません。
掃除と収納のプロ、大津たまみ先生の経験によると、キッチンの調理グッズの約70%は使われていないそうです。
今回はそんな調理グッズの収納方法を教わります。
まずは”今”使っている調理グッズに絞って収納していきましょう!
3ステップでキッチン収納の達人に
STEP1. キッチンでの動線を考えて収納場所を決める
最初に、キッチンで調理中にどのように動いているのかを考えてみましょう。
調理中の動きを簡単な図に書いてみると、自分の動きを客観的に把握できます。
無駄な動きが発生しないよう、動きに合わせて調理グッズを納める場所を決めていきましょう。
例えば、食材の水を切るザル。
どこで使いますか?
水まわりで使っているのなら、シンクの近くを収納場所にしましょう。
動線に合わせて収納場所を決める
【調理台の上】
収納する物:調理台で使う物
コーヒーメーカー・塩・こしょうなど
【調理台の下】
収納する物:調理台で使う物
包丁・菜箸・スプーン・保存容器など
【コンロ下】
収納する物:コンロで使う物
フライパン・鍋・調味料・油など
【シンク下】
収納する物:シンクで使う物
ボウル・ザル・洗剤・ゴミ袋など
STEP2. 使用頻度を考えて収納する
今ある調理グッズをどれくらいの頻度で使用しているか考えてみましょう。
一日に何度も使う物もあれば、ほとんど使わない物もあるのではないでしょうか。
収納は物の優先順位を考えて行います。
収納する順番は、毎日よく使う物から順番に収納していきます。
下の例を参考にしてみてください。
STEP3. よく使うものはゼロアクション収納をする
毎日何度も使用する物はゼロアクションで取り出せる方法を考えましょう。
具体的な方法は、吊るす、お気に入りの容器に入れる等の見せる収納です。
見せる収納では、調理グッズのシリーズや色、テイストを統一してみてください。
収納をする量は収納場所(や容器)の総面積に対して60%までにするのがよいでしょう。
取り出しやすさがぐんとあがり、見た目がきれいになります。
キッチンの収納上手はお料理上手。
キッチンの調理グッズの収納方法をご紹介しました。
調理グッズを取り出しやすくしておくと、料理が楽しくなります。
よく使うものはさっと取り出せて簡単に戻すことができる状態にしておきましょう。