レンジフード・換気扇の掃除こそ、夏にしましょう。
毎年年末に大変な思いをするレンジフードや換気扇の掃除。
「レンジフードや換気扇の掃除は夏の終わりにしましょう」とお掃除のプロ、大津たまみ先生は言います。
夏にレンジフードや換気扇の掃除はハードルが高いと思われた方。
お気持ちはよくわかりますが、掃除のプロがおすすめするだけの理由があるのです。
①夏は油汚れを落としやすい。
冬に比べて夏は暑さで油汚れがゆるんでいます。水温も高いため汚れを落としやすく、冬よりも短時間かつ少ない労力で掃除が終わります。
②夏は油で汚れやすい。
夏のご飯って炒め物が多くなりませんか?その分レンジフードの汚れも増えています。油汚れは付着してすぐの方が落ちやすいので、夏の終わりこそ、まとめて汚れを落とすのに適しているのです。
掃除をラクにするもうひとつのコツは、良い道具や洗剤を使うこと。
これは大津先生の持論、掃除業界の鉄則です。
今回使うのは、リンナイスタイルで取り扱っている「サットレールシート」と「サットレールスプレー」です。
レンジフードメーカーが開発したレンジフードの油汚れ専用洗剤で、汚れ落ちの良さを高く評価いただいている人気アイテムです。
汚れを落としやすい季節に専用洗剤を使って行うなら、きっと掃除もしやすいはず。
大津先生と「サットレール」を使ったレンジフードの掃除に挑戦してみませんか。
「サットレールシート」と「サットレールスプレ ー」について。
今回掃除に使う「サットレールシート」と「サットレールスプレー」をご紹介します。
「サットレールシート」は専用洗剤をしみ込ませたウェットシートタイプの掃除用シートです。
大判のシートが1袋に10枚入り。
開発したメーカーによると、洗剤の洗浄能力が高く、気持ちよく掃除ができること、一方で素手で触れても刺激が少ないこと、安全に掃除ができることにこだわったそう。
「サットレールスプレー」はスプレーボトル入りの、洗剤を泡状に噴射して使うタイプ。
洗剤の洗浄能力の高さはもちろんですが、洗剤と一緒になった油汚れがベタっとならずに落としやすいです。
洗剤選びの基準として、レンジフードの塗装を変色させないように塗装や素材に優しい物であること、泡立たせる時に必要な成分が人や環境に配慮した天然由来成分を配合していることにもこだわりました。
スプレーボトル本体も理想的な泡が作れるよう、試行錯誤を重ねた優れものだそうです。
この2点を使ってレンジフードを掃除していきます。
いざ、夏のレンジフード・換気扇掃除に挑戦。
レンジフードの掃除場所は、カバー、フィルター、シロッコファンの3か所です。
掃除を始める前に、レンジフードの電源が切れていることを確認してから行ってください。
また、安全のためにゴム手袋をしての作業をおすすめします。
レンジフードカバーの掃除
最初はレンジフードカバーの掃除です。
レンジフードの外側は油汚れとホコリのベタつきが気になって掃除する方も多いと思いますが、大津先生が指摘するのがカバーの内側。
「普段見ない場所なので気づきにくいのですが、内側にも油が付着しているんです。」
レンジフードのカバーを外し、サットレールシートを作業しやすい大きさに折りたたんで、汚れの上をゆっくり、滑らせるように動かします。
油汚れと洗剤をなじませるようにするのがコツです。
大津先生は、「サットレールシート」の汚れの落ちやすさに加えて、質に注目。
シートが厚手な上に洗剤がたっぷりしみ込んでいるので、とても掃除がしやすいそうです。
1枚でかなりの範囲の汚れを拭き取ることができます。
取り外しができない場所の掃除でも、洗剤が垂れてくることはなく、ラクに安心して掃除ができたそう。
細かい場所にたまった汚れも、シートを折りたたんで使えるので、とても落としやすいです。
すみずみの汚れまで、シートで拭き取ることができました。
サットレールシートを使った後は、やわらかい布で水拭き、もしくは乾拭きをして洗剤をしっかり拭き取れば、掃除完了です。
フィルターの掃除
続いてはフィルターの掃除です。ここからは「サットレールスプレー」の出番。
フィルターを外し、直接サットレールスプレーを吹きつけます。
水をかけると洗剤が薄まってしまうので注意です。
大津先生が注目するのは、洗剤が泡で出てくるということ。
「掃除業界では、強い汚れには泡の洗剤を使うんです。汚れの上にとどまって汚れとなじみ、落としやすくなるからです。それを理解されているのはさすがです」と感心の様子。
スプレーのレバーをぎゅっと握りこむとしっかりとした泡が出ることを発見した大津先生。
泡状の洗剤をフィルターに乗せてしばらく放置し、専用のブラシでこすり落とします。
フィルター掃除について詳しくはこちらのコラムもご参照ください。
⇒ 換気扇の掃除をラクに時短で!プロ開発の洗剤「サットレール」を使ってみました。【前編】
シロッコファンの掃除
「シロッコファンが外せることをご存じない方が意外に多いんですよ」と言う大津先生。
レンジフードの奥にあるため外すのに少々手間がかかりますが、ネジ等に油が付着して固まってしまうとさらに外しにくくなってしまうので、やはり油がゆるんでいる時期に行う方が良いようです。
※取り外し方法についてはお使いのレンジフード・換気扇の取扱説明書をよく読み、安全に注意して行ってください。
外したシロッコファンは、フィルター同様サットレールスプレーを吹きつけて、汚れと良くなじませてからブラシでこすり落とします。
油汚れがたまりがちで掃除がしづらいシロッコファンですが、洗剤と油が良くなじむので、掃除がしやすいそうです。
汚れが落ちたら、洗剤をしっかり流して、よく乾燥させます。
シロッコファンを元に戻す前に、ネジ等の部品についた汚れもサットレールシートで拭き取っておきましょう。
しっかり乾いたら、ファンから順に元に戻し、掃除完了です。
シロッコファンの掃除について詳しくはこちらのコラムもご参照ください。
年に2回のお手入れで気持ちの良いキッチンに。
年に1回だって大変なレンジフードや換気扇の掃除ですが、大津先生は年に2回、夏と冬の掃除をすすめています。
それは、こまめに掃除をした方が良い理由があるからです。
まず、電力の消費を抑えられます。
レンジフードや換気扇が汚れていると換気の効率が悪くなり、必要以上の電力を使うことになります。
ちりも積もれば、掃除が節電・節約になっていきます。
機械への負荷も減るので、レンジフードの寿命を延ばすことにもつながります。
また、換気能力が落ちた状態では、油や汚れを含んだままの空気がスムーズに排出されずに家の中にとどまる時間が長くなります。
油で汚れたレンジフードにはホコリ等も付着しやすく、雑菌が繁殖する可能性もある、と大津先生は指摘。
機械のためにも、私たちのためにも、こまめなお手入れが良いようです。
最初にご説明したように、冬より夏の方が断然掃除がしやすいです。
夏に半年分の汚れを落としてあるので、冬に掃除する時もそんなに汚れが蓄積していないはず。
併せて「サットレールシート」「サットレールスプレー」を使えば掃除自体がラクになります。
年に2回の掃除も構えずにできるようになるはずです。
まずはこの夏からレンジフードの掃除を始めてみませんか。