カーテンを洗うベストシーズンは夏!
お掃除のプロ大津たまみ先生によると、カーテンの洗濯のベストシーズンは7月なのだそう。
乾きやすさはもちろんですが、もうひとつ重要な理由があります。
カーテンの汚れの主な原因には、ホコリや皮脂汚れ、ダイニングのカーテンの場合は油汚れなどがありますが、実はカビによる汚れも多いのです。
これを落とすのに最適なのが7月だそうです。
「カーテンのカビの原因は結露です。冬に窓の結露を放置したことで、カーテンに水分やホコリ、カビの胞子が移り、もともとカーテンについていた汚れをエサにしてカビが増殖していきます。7月はカビの繁殖が落ち着いた頃。このタイミングで洗濯をするのが良いのです」と大津先生。
カビ対策をしていれば、厚手のカーテンの洗濯は1年に1回ほど、レースのカーテンは半年に1回ほどで済むそう。
きれいなカーテンで気持ちよく過ごすための洗濯方法を紹介します。
カーテンの洗い方
カーテンを洗う前に、必ず洗濯表示を見て、自宅で洗えるかを確認しましょう。
(1)カーテンを外す
カーテンをレールから外し、カーテンフックを取り外します。
フックを外さずに洗えるものもありますので、説明書などで確認してください。
(2)前処理をする
シミや裾の汚れが目立つ場合は酸素系漂白剤にしばらく浸けおき、汚れを落としておきます。
金属製のフックの汚れが気になる時は、お湯に酸素系漂白剤を表示通りに入れ、15分ほど浸けてから洗います。
金属製のフックのべたつきは油汚れなどが原因です。
酸化が進んだり錆がついていたりすると落ちないこともあります。
(3)蛇腹に折る
洗濯機の中で傷んだりシワになったりするのを防ぐために、カーテンは蛇腹に折ってから洗います。
まずは縦方向に折ります。
汚れが多い脇の部分を表に出すようにして、少しずらして折ると汚れが落ちやすくなります。
次に横方向に折ります。
裾が汚れやすいので、その部分が表にくるようにずらします。
(4)洗う
カーテンを洗濯ネットに入れ、中性洗剤を使って洗濯機の手洗いコースやドライコースで洗います。
脱水をすこし長めにすると乾きが早くなります。
(5)干す
洗濯が終わったらカーテンを取り出し、カーテンレールに取り付けて干します。
シワがあれば手で叩いて伸ばします。
吊るして干すことでカーテンの重みでシワが伸びますし、夏の窓際は室温も高く早く乾いて一石二鳥です。
洗濯の最後の脱水をやや長めにするのがポイントです。
レースのカーテンの洗い方
レースのカーテンも洗濯表示を確認し、自宅で洗えるものは洗いましょう。
洗濯ネットに入れて表示に従って洗濯機で洗い、洗いあがったらカーテンレールに取り付けて干します。
汚れがひどい時は事前に酸素系漂白剤で浸けおきをしましょう。
カーテンのカビの予防方法
カーテンにカビをつけない方法として、大津先生は次の5点を挙げます。
1. 換気をよくする
室内の湿気を逃し、カビが繁殖しにくくします。
2. 結露対策をしっかりする
結露で窓についた水滴やホコリ、発生したカビの胞子がカーテンに移り、カビの繁殖の原因になります。
結露対策は徹底しましょう。
3.カーテンに掃除機をかける
厚手のカーテンには月に1回ほどハンディータイプの掃除機をかけましょう。
ホコリは汚れだけでなくカビのエサにもなります。ヒダ部分には特にホコリがたまりがちなので丁寧にかけましょう。
4.ロールスクリーンに変える
思い切ってカーテンをロールスクリーンに変えるのも一案です。
ロールスクリーンは毎日上げ下げするのでホコリが溜まりにくいです。
スクリーンが抗菌タイプのものを選ぶとなお良いでしょう。
5.レースカーテンを買い替える
窓に近いレースのカーテンを防カビ効果や抗菌効果があるものにすれば、厚手のカーテンもカビが発生しにくくなります。
夜も昼も気持ちよく過ごすために
気づかないうちに汚れがたまっているのがカーテンです。
冬の大掃除の時に洗いがちですが、気温が低く乾きにくい時期に洗うより、汚れが落ちやすく乾きやすい夏に洗う方が断然ラクです。
7月のカーテン洗いを取り入れて、快適で気持ち良い空間づくりをしてみてくださいね。