クローゼットの収納を見直したい!
「クローゼットの中がなんとなくスッキリしない」
「着たい服がすぐに取り出せない」
そんなお悩みをお持ちの方が多いようです。
片付けのプロ、大津たまみ先生に伺うと、家事代行や片付けの依頼の中でもダントツに多いのが「クローゼットの整理」なのだそう。
お掃除と片付けのプロ大津先生に、クローゼット収納のポイント、服の整理のポイントを教わります。
この機会に手つかずになっているクローゼットを見直してみませんか。
3ステップでスッキリなクローゼットへ。
STEP1.中身を点検する
クローゼットの中には、様々なアイテムが詰まっています。
服はもちろん、靴下、肌着、ベルトやアクセサリー、カバンまで。
数も形も、片付け方法も違う物たちです。
クローゼットがごちゃごちゃしてしまうのは、このような多種多様なアイテムを一か所にまとめて収納しようとするからなのです。
そこでまずお勧めしたいのが、クローゼットの中身のチェックです。
以下の項目を意識して取り組んでみてください。
【①洋服】
期限:1年以上着ていない物は置かない。
数:合計80枚を目安に。
〈アドバイス〉
懐かしかったり、高かったりして処分できないと思う物も、一度きちんと着てみて冷静に考えてみましょう。
【②肌着・靴下】
期限:半年以上着ていない物は置かない。
数:1アイテム5枚を目安に。
〈アドバイス〉
きれいに見えても着心地が悪くて着られない物は、思い切って処分しましょう。
【③カバン】
期限:2年以上使わなかった物は置かない。
数:3〜5個を目安に。
〈アドバイス〉
思い出として残しておきたい物だけ別の場所へ。
二度と持ち歩かない物は、処分しましょう。
【④ベルト】
期限:1年以上使わなかった物は置かない。
数:5本を目安に。
〈アドバイス〉
今の服やセンスに合わない物は思い切って処分しましょう。
【⑤アクセサリー】
期限:今使っている品以外は置かない。
数:1アイテム3〜5個を目安に。
〈アドバイス〉
使用頻度の少ない大切な品は別の場所に保管しましょう。
STEP2.空間を区切る
点検が終わったら、次は計画を立てます。
何をどこに置くか、配置を決めましょう。
この時に、入る量を確認しながら考えるのがポイントです。
決めた場所に収まらないからといって、無理にギュウギュウに詰めるのはNGです。
片付けのお約束では、目安の収納量は8割です。
新しい洋服がラクに入る量を目指しましょう。
STEP3.ブティック収納を目指す
最後は、どのように収納するか、です。
実は一番のお手本はブティックの収納なのです。
ブティックの収納は洋服を美しく見せるために身が彼が方法。
選びやすく、しまいやすい収納のお手本なのです。
ブティックの収納のポイントを守っていくと、自然と美しい収納が完成しますよ。
【洋服をきれいに見せるお手本!ブティック収納の3つのポイント!】
- 色をそろえる
- 高さをそろえる
- たたみ方をそろえる(同じ大きさ・きれいな四角に)
ベルトやカバンなどの小物類はたっぷりとゆとりを取って置かれています。
空間に余裕をもって収納してあるときれいに見えるのです。
もちろん、使わなくなった物は、手放すか、思い出を取っておくための箱へ移してあげてくださいね。
クローゼットを見直して気持ちもスッキリ。
クローゼットの収納方法を3つのステップでご紹介しました。
いかがでしたか。
クローゼットの中にある洋服やアクセサリー、カバンなどは「捨てられない」「まだ着られるかも...」という迷う物がいっぱいです。
この機会に見直して、中の物を気持ちと一緒に整理して、スッキリとさせてみましょう!