魚焼きグリルは残り物をおいしくする
毎日ちょこっとずつ残る夕ごはんのおかずや冷蔵庫の中の野菜。
そんな時にリメイクをするという方は多いかもしれませんが、魚焼きグリルを使うと更にワンランク上のごはんが作れます。
魚焼きグリルを使った残り物のリメイクのポイントをご紹介します。
残った肉じゃがをリメイク ― 肉じゃがライススコップコロッケ
なぜだか1人分に足りないくらいに残るのが肉じゃが。
「みんなどうして食べちゃってくれないのかなー」とブツブツ言いながら翌日のお昼に“チン”としていますよね。
時々はこれまた残っているごはんと一緒に、スコップコロッケにしませんか?
肉じゃがを温めて、お好みのゴロゴロ加減に潰してごはんと混ぜたら魚焼きグリルで使える耐熱皿に。
残った肉じゃがは味が濃くなっているのでごはんの量で味を調整するといいですよ。
最後にオイルをまぶしたパン粉を上に乗せて、魚焼きグリルへ。
パン粉に焦げ目がついたら完成。
グリルで仕上げるとパン粉がサクサクっとなって嬉しいですね。
サラダ油、オリーブオイル、太白ゴマ油など、お好みの油でお試しください。
グラタン皿1枚でお昼ご飯が完結するので洗い物が減ります。
お皿の中で肉じゃがを潰してごはんと混ぜちゃえば、ボウルも使わずラクちん♪
参考レシピ → 肉じゃがライススコップコロッケ
ラタトゥイユの残りをリメイク ― 野菜のトマト煮落とし卵添え
夏野菜をたくさん使いたくて作ったラタトゥイユ(別名、残り野菜のごった煮)、なぜか残っちゃうんですよね。
しかもついつい作りすぎてしまって何日も食べ続けることになるのですが、大体2日目から家族は食べてくれず、作った本人も飽きてきます。
そんな時は家族を巻き込んで翌日の朝ごはんで食べてしまいましょう。
ラタトゥイユを耐熱皿に入れ、上に卵をポン。
油を塗ったアルミ箔を被せて魚焼きグリルへ。
機種にもよりますがアルミ箔があった方が卵の調理具合を調整しやすいです。
卵がお好みに焼けたらできあがり~。
卵はとろとろだとラタトゥイユと絡んで味がまろやかになるので、半熟をおすすめします。
マカロニやパン、ごはんを入れたりチーズを乗せたりしてボリュームアップも自在です。
参考にしたレシピ → 野菜のトマト煮落とし卵添え
キムチがちょこっと残っている ― キムチご飯チーズ焼き
ちょこっとだけキムチが残ってしまって、もう使い切らないとマズイ。
そんな時はみんなでワイワイ食べられるメニューに使いましょう。
刻んだキムチ、ハム等とごはんをよく混ぜます。
耐熱容器(魚焼きグリルで使えるもの)に溶き卵を流しいれ、その上に混ぜたごはん、チーズの順で乗せます。
グリルに入れて上のチーズがトローンとなったら食べごろです。
すべて火が通っているので加熱時間も短くてすみます。
とても熱いので必ずミトンや鍋敷きを用意しましょう。
取り出すとふわーんといい香り。グラタン皿で1つずつ作ってもおいしくできそうです。
加熱するのでキムチの辛みは減り、酸味が程よいアクセントになっています。
卵とチーズとハムを加えたので味もマイルドになってお子さんも食べられそうです。
キムチ以外にも、ケチャップでオムライス風、ソースでオムそば風などアレンジもできますね。
参考にしたレシピ → キムチご飯チーズ焼き
使い切れないおいもがゴロゴロ ― さつまいもとじゃがいものパンキッシュ
最後に、野菜室に残りがちないも類を使ったレシピをご紹介します。
いも掘りでキッチンにおいもが転がっている時等におススメのパンキッシュです。
通常のキッシュと違っていもの消費が目的なので、かなりのいものゴロゴロ感です。
いも好きにはたまりません。
上手に作るコツは型に入れる前にバターをたっぷりと塗ること。
また、パンのフチが焦げやすいので具のいも類を予めしっかり炒めておくこと。
こうするとグリルでの調理時間が調節しやすく、バランスよくキレイに焼き上がります。
(それでもコゲが気になる時はアルミ箔を被せてください)
参考にしたレシピ→さつまいもとじゃがいものパンキッシュ
グリルをもっと使ってリメイクも自在に
お気に入りのレシピは見つかりましたか?
魚焼きグリルを使うことであまり物、残り物がちょっとバージョンアップして楽しいメニューになります。
ご自分だけのリメイクレシピの開発もしてみてくださいね。