お掃除のプロと「グリル専用お掃除スポンジ」を使ってキッチンをきれいにする。

グリルだけじゃもったいない!キッチン仕事がラクになるスポンジ。

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コゲやこびりつき汚れが気になる魚焼きグリル。


その魚焼きグリルの、フッ素加工がされた焼き網についたコゲ汚れを落とせるのが、リンナイスタイルのオリジナルお掃除アイテム「グリル専用お掃除スポンジ」です。

ココットプレートやザ・ココット、ココットダッチオーブン、ココットなどのフッ素加工がされた調理器具も傷をつけずにスルンと洗える人気アイテムです。


このスポンジ、スタッフの間では「グリルだけじゃなく、キッチン全体で使い勝手がいいスポンジ」と言われています。

そして、このスポンジの愛用者のひとり、お掃除と片付けのプロ、大津たまみ先生も同意見だそう。


そこで今回は、お掃除のプロの視点で、キッチンのお掃除がもっとラクになる「グリル専用お掃除スポンジ」の使い方とスポンジのお手入れ方法をご紹介します。

「グリル専用お掃除スポンジ」ってこんなスポンジです。

「グリル専用お掃除スポンジ」は、グリーンホワイトピンクブルーの4色があります。(2021年10月現在)


片面がブラックフィルム面、もう片面がカラフルなパイル地と表裏で素材が違う、薄手のスポンジです。


ブラックフィルムはポリエチレン製で、薄めのクリアファイルのような物を短冊にし、延伸させて強度を持たせた“フラットヤーン”と呼ばれる糸です。リンナイのフッ素加工がされた焼き網や調理器具のフッ素をはがさずに洗えます。


※フッ素加工品に使う場合は、リンナイ製品のフッ素加工商品にのみお使いください。

パイル地は「洗剤がいらない!油汚れ専用ふきん」と同じ物で、飲食店の厨房でも使われていて、水拭きだけで油汚れを落とせます。


大津先生に推しポイントを伺うと、プロ目線の熱いお答えが。


「まず、両面の素材が違うのでキッチンにありがちな固い汚れをフィルム面で、やわらかい汚れをパイル面でと、1枚で両方落とせます。中央に縫い目が入っているので曲げやすく洗いやすい。薄いのでスポンジ越しに指先で汚れの落ち具合を感じながら掃除ができます。とても気持ちよく掃除ができるスポンジです。吊るして乾かせるのも衛生的でとてもいいです!」


そんなお掃除のプロが日々このスポンジをどう使っているか、ご紹介します。

「グリル専用お掃除スポンジ」で魚焼きグリルを洗う。

まずは魚焼きグリル。

お魚を焼いて全面的に汚れた焼き網を洗います。

コゲ汚れを落としやすくフッ素をはがさないとわかっているので、大津先生はまずはスポンジを網の上全体を往復させるように、ザザザッと洗います。


「毎日の洗い物は手早く汚れを落としたいですからね。しっかり汚れを落とせるスポンジで一気に洗えるのは助かります。」と大津先生。

細かい部分を洗う時には、大津先生はこのスポンジならでは良さを指摘。


「焼き網はスミや端の部分が洗いにくく油や汚れがたまります。これがニオイの元になりがちです。ここをフィルム面で握りこむようにして洗います。スポンジが薄いので力を入れてしっかり洗えます。」

焼き網の次は魚焼きグリルの部品です。

グリル扉、特に窓の部分にたまりがちな茶色い汚れをパイル面を使って、優しく、でもしっかり洗います。

続いて、グリル庫内(側壁と底部)のお掃除も。


庫内に残った汚れはあのイヤなニオイの原因になります。

スポンジのパイル面で水拭きをすれば、油汚れも一緒に落とせます。

このスポンジ1枚で魚焼きグリルの汚れを落とし、ニオイも防ぎます。


※グリル庫内の清掃はグリルが冷めたことを確認してから行ってください。ゴム手袋を着用し、火傷やケガに注意してください。


※魚焼きグリルの庫内のお手入れについては、各製品の取り扱い説明書をよく読んでから行ってください。

「グリル専用」ですが、ガスコンロの天板もお任せください。


「グリル専用お掃除スポンジ」はグリル以外の場所もきれいにします。

ほぼ毎日使うガスコンロ。

天板に残る油ハネやこびりつき汚れは、パイル面で水拭きをして落とします。

ついたばかりの汚れは比較的落としやすいので、多少のこびりつきであれば、スポンジで少し力を入れればこすり落とすことができます。

段差や細かい部分の汚れは、薄手のスポンジを差し込んだり、折ったりして丁寧に落とします。


普段のお手入れなら洗剤を使わずにできますし、汚れが固い時は洗剤を使った後にパイル面で拭き上げればピカピカになります。


※ガスコンロの天板のお手入れについては、各製品の取り扱い説明書をよく読んでから行ってください。

焼き網だけじゃなく、食器全般も洗います。


大津先生は一般的な食器洗い用スポンジとしても日々活用中です。

「簡単な汚れならパイル面で、ちょっとこびりついた汚れは、様子を見ながらフィルム面で洗っています。真ん中で折れるので力を入れやすく、汚れの落ち具合を指で確認できるので食器も洗いやすいんです」と大津先生。


念のためお伝えしますが、フィルム面で食器を洗う際は大切な器に傷がつかないようにあらかじめ目立たない場所で試してくださいね。

調理家電のお手入れにも使っています。


さらに、調理家電、中でも電子レンジ等の洗剤を使いたくない物のお手入れにも活躍します。

レンジ調理中にうっかり吹きこぼれてしまったり、爆発させてしまったりでできた汚れ。

吹きこぼれはパイル面で拭き、こびりつき汚れはブラックフィルム面で落としてからパイル面で拭き上げるときれいになるそうです。

調理中に汚れてしまった家電の表面をきれいにする時にも使えます。


ただし、ブラックフィルム面は素材によっては傷をつける可能性もありますので、目立たない場所で試してから、ご自身の判断でお使いください。

お掃除のプロの掃除道具のお手入れ方法。


このように、お掃除のプロのキッチンで大活躍する「グリル専用お掃除スポンジ」ですが、使っているとスポンジについた汚れが気になります。

特に油汚れがついたブラックフィルム面はきちんと洗って、衛生的に使い続けたいですよね。


最後に、大津先生のスポンジのお手入れ方法を教えていただきました。

まずはスポンジをシンクに置き、お湯をかけて、油汚れをゆるめて落としやすくします。

フィルム面の耐熱温度は90度ですので、熱湯ではなく沸いてからちょっと冷めたお湯を使います。

次に洗剤(できれば泡状の物)をスポンジの上に乗せ、スポンジが冷めてからフィルム面同士をこすり合わせて汚れを落とします。

冷めるのを待っている間に泡が汚れを包み込んで、より汚れが落ちやすくなります。

ループで吊るして乾燥させれば、お手入れが完了です。

汚れが気になったら、火傷に気をつけて、取り入れてみてください。

お掃除のプロならではの「グリル専用お掃除スポンジ」の使い方をご紹介しましたが、こちらもほんの一例です。


汚れはご家庭によって異なりますので、使い方も違ってくると思います。

ご自分が使いやすく、お掃除がしやすいのが一番。

「グリル専用お掃除スポンジ」をいろんなところで使っていただき、気持ちよいキッチンづくりのお手伝いができたら嬉しいです。