掃除が苦手、掃除が嫌いだから掃除方法を考える

掃除のプロが全員、掃除好きとは限りません。
こちらは掃除のプロ、清掃マイスター2級認定講師の青山恵奈先生のご自宅のリビングです。
すっきりとキレイに片付いていますが、実は青山先生は「私は面倒なことが嫌い。お掃除も苦手というより嫌い」と断言します。
ちょっと信じられませんよね。
青山先生はご自分で「ビジュアル重視」と宣言し、美しい部屋を維持しつつ苦手な掃除とどう付き合うか、様々な方法を試してきました。
今回は青山先生流の、掃除が苦手でも美しい部屋をキープする掃除方法を紹介します。
掃除の基本「汚れたらすぐ落とす」を徹底
青山先生が実践しているのが「汚れたらすぐ落とす」という掃除の基本。
汚れは、汚れた直後が一番落としやすいので、リビングダイニング、洗面所等にスプレーボトルに入れた無水エタノールと消毒用アルコールを置き、汚れたらすぐ掃除ができるようにしています。
※無水エタノールなど高濃度のアルコールを使った掃除の注意※
- 引火の恐れがありますので決して火の近くで使用しないでください。
- 換気を行い、空間への噴霧や食品に直接吹きつけることは避けてください。
- 素材を傷める恐れがありますので、取扱説明書に従い、事前に目立たない場所で試してからお使いください。

リビングでは作業後や食事後にすぐに拭き掃除。
テーブルやガラス等、拭いた跡を残したくない場所には揮発性が高いエタノールを使っています。

指紋や細かい汚れが気になる洗面所の鏡にもエタノールをスプレー。
歯磨きをした後についでに拭く習慣にしています。

エタノールでの拭き掃除に使うのはティッシュペーパーやキッチンペーパーです。
青山先生にとっては、ふきんやぞうきんを衛生的に管理をしながら使い続けることは難しいと気付き、こちらを選択したそう。
自分の性格に合った方法を取り入れるのも、掃除の苦手意識を減らすポイントです。
トイレでは消毒用アルコールのスプレーを、タンクの左側にかけています。
掃除に加え、便座拭き用としても使用。
来客時にも「ご自由にお使いください」と伝えているそうです。


トイレのスリッパは壁の下の方に立て掛け、汚れやすいトイレの床をすぐに拭けるようにしあります。
トイレの中もスッキリとして見えます。
汚れたらすぐに掃除をするのが一番ラク!
汚れは見つけたらすぐに掃除、という掃除の基本を守る青山先生。
掃除が嫌いなのにこまめに掃除をする習慣を不思議に思ったところ、汚れがたまってからの掃除は毎回が大掃除のようで大変だったとのこと。
汚れを見つける度に掃除をするようにすると、早く簡単に落とせて時間も体力も気持ちもラクになったので今のスタイルになったそう。
予防清掃で水回りの汚れの元をシャットアウト!
青山先生が取り入れているもうひとつの掃除のコツが「予防清掃」。
汚れやすい場所に汚れがつかないようにあらかじめ工夫をしながら掃除をする方法です。

こちらは青山先生のご自宅の洗面所です。
洗面所にはホコリや髪の毛、水分、せっけんカスなどの汚れが集まってきます。
青山先生のお宅は洗面所に洗濯機があり、浴室とも隣り合わせなので、衣類の糸くず、洗濯物についてきた汚れ等も加わり、複合的に汚れがたまりやすくなっています。
そこで、掃除の手間を省くため予防清掃です。

浴室と洗面所の境界に予防清掃
浴室と洗面所の境目の枠の部分、お風呂場のレール部分は汚れが集まります。
ホコリや髪の毛、飛んできた水滴や洗剤の残り等が一緒になって、カビたり、水道水のカルキと一緒になってこびりついたりとお掃除も面倒。
そこで、マスキングテープを使います。
汚れを落とした後、幅6センチほどの塗装用のマスキングテープを貼るだけです。
通常の掃除はテープの上から水拭きをする程度で、テープに汚れが目立ってきたら貼り替えます。
洗面台横の家具の予防清掃
洗面台の隣に置いた衣装ケース。
ホコリや水はねなどで汚れやすいので、衣装ケースの横にカッティングシートを貼ったベニヤ板を貼り付け、汚れたらすぐに拭き取れるようにしています。

洗濯パンの予防清掃
掃除が面倒な洗濯機のパンには、上にプラスチックの段ボールを被せてホコリ除けにしています。
汚れが目立ってきたら取り外して掃除をします。

床の予防清掃
汚れやすい洗面所の床には、汚れと水滴防止のためにタイルカーペットを敷き、汚れが気になってきたら外して洗ったり取り替えたりしています。

苦手だから基本に忠実になることが一番の近道
掃除が嫌いでも美しい家で気持ちよく暮らしたい。
そんな青山先生はこれまで様々な方法を試し、長続きしなかったものや続けられなさそうなものはやめ、自分が続けられる掃除方法を探して取り入れてきました。
無理をせず自分のペースで行うこと、新しいことを積極的に試して楽しむことも、掃除の苦手意識を軽くするポイントのようです。
みなさんも一度掃除方法を見直してみませんか。
