お掃除の基本! 雑巾の使い方
雑巾の使い方と聞くと「今さら…」と思われるかもしれませんが、正しい雑巾の使い方を知っているかと問われると、すぐに答えられる方は多くはないのではないでしょうか。
雑巾と言えば、子どもの頃友人と雑巾がけ競争をして盛り上がった思い出もありますが、正しくかけられていたかというと自信はないかもしれれません。
毎日使う雑巾だからこそ、正しい使い方を知って、きちんとお掃除ができるようになりませんか。
今回はお掃除のキホンの「キ」、雑巾の正しい使い方を、お掃除のプロ大津たまみ先生に教わります。
①雑巾の正しい絞り方
雑巾を絞る時はどのように絞っていますか?
ヨコに持って絞っていませんか?
雑巾をヨコに持って絞ると、中央部分に水が溜まってしまい、雑巾がけをする時にベタベタになってしまいます。
正解の持ち方は「タテ」。
雑巾はタテに持って絞りましょう。
②雑巾のかけ方
雑巾をかける時、自由自在に芸術的な曲線を描いていませんか。
正解は「コの字がけ」。
この方法だと拭き残しが無くなり、隅から隅までまんべなくキレイにすることができます。
③雑巾の最適な濡れ具合
ちょうどよく湿った雑巾を使用するのが、雑巾がけの仕上がりを良くするコツ。
しかし、この“ちょうどいい”濡れ具合の雑巾を作るのがなかなか難しいのです。
そんな時は、濡れた雑巾を乾いた雑巾で挟んで、バンバンとたたきましょう。
乾いた雑巾が濡れた雑巾の水分を吸い取って、自分にとって理想的な湿り具合の雑巾が作れますよ。
お掃除もキホンを大切に。
いかがでしたか?
何気なく使っていた雑巾ですが、意外に奥が深いことに気づかれたのではないでしょうか。
正しい雑巾の使い方を身につけると、汚れも落としやすくなり、掃除もはかどると思います。
これを機に正しい使い方で雑巾がけをしてみませんか。