ガスコンロのこびりつき汚れはどうやって落とす?
毎日使うガスコンロにできてしまうガンコな汚れ。
水拭き程度ではびくともせず、落とし方がわからないという方も多いようです。
もしお使いのガスコンロがリンナイ製で、天板がガラストップ、もしくはパールクリスタルであれば、ガンコな汚れを落とせるおススメのアイテムがあります。
OLFA(オルファ)の「スクレーパーS」です。
お掃除のプロ大津たまみ先生にその実力を体験してもらいました。
OLFA社製「スクレーパーS」
OLFAといえばカッターナイフのメーカーとして知られていますが、のこぎりから細工用ナイフまで幅広い種類の刃物を製造、販売しています。
建築現場の壁紙をはがす際に使われる業務用スクレーパーも知る人ぞ知る実力派アイテム。
実はこのスクレーパーがガスコンロのガンコな汚れを落とすアイテムなのです。
固まってしまった汚れには硬い道具を
スクレーパーの使い方はとてもシンプル。
スクレーパーを天板に対して約30度に傾けて置き、前後に動かすだけ。
この30度が余計な力を入れず、天板を傷つけずにガンコな汚れをペリペリペリっと落とせるベストの角度なのです。
スクレーパーの刃はステンレス製で硬く、厚みがあり、多少力を入れても曲がったりしません。大津先生はこの硬さがとても重要だと言います。
「掃除の世界では硬い汚れは硬い物を使って、液体のようにやわらかい汚れは布やスポンジ等のやわらかい物を使って落とすのが常識です。
ガスコンロの天板の上のこびりつき汚れは時間が経って固まってしまった硬い汚れです。
これはスクレーパーのような硬い刃で削るのが一番効率よく落とせます。
私たちもガスコンロではありませんが、硬い汚れにスクレーパーを使うことはよくあります」
実際にコンロの上のガンコな汚れや粘り気のある汚れを手際よく落としていく大津先生。
「硬い汚れがペローンとはがれたり、ネチョッとした汚れがキレイになくなったりするのは何回やっても気持ちよくて快感です!
錆びにくい素材を使っているのでキッチンの汚れにも安心して使えますし、お手入れもラクなのがいいですね」
安全に使えることは掃除道具の大前提
掃除のプロの道具選びのポイントとして、汚れが落ちやすいだけでなく毎日安心して使えることも重要だそう。
「グリップやストッパーがあって安心して力を入れて掃除ができますね。
親指と中指でグリップをつかんでしっかり握れますし、人差し指を置く位置にストッパーがあるので力を入れても指が滑って前にいってしまうこともありません。
スクレーパーは小さいとはいえ刃物ですから、安全に使えるように考えられているのは嬉しいです。
プラスチックの簡易カバーが付いていますし、それが外れにくいように考えられているのもいいです。キッチンの引き出しにも安心して収納できます」
道具を賢く正しく使って掃除をラクに
大津先生は「今回『スクレーパーS』を正しく使えばリンナイのガラストップとパールクリスタル天板は傷つけずにお手入れができるのがわかって良かったです」と満足顔。
実は大津先生たち掃除のプロは掃除中に掃除する場所に傷をつけないようにとても気を配るそう。
「天板を傷つけずにお手入れができるとわかっているスクレーパーの存在はとても心強いです。
角度や動かす方向を間違えると天板を傷つける可能性があるので、使い方をちゃんと守って、キレイにしたいと思います」
「スクレーパーS」はリンナイの公式部品販売サイト「リンナイスタイル」の人気商品で、インターネット限定のカラー展開もしています。
「スクレーパーS」はリンナイのガスコンロのガラストップ・パールクリスタル天板には使えますが、それ以外の天板や他メーカーのコンロには使えません。
ご自宅のガスコンロの種類を確認してからお使いください。