コンロの寿命はお手入れ次第!
「コンロ掃除はちょっとメンドクサイからやりたくない・・・。」
そんなあなたの為に、お掃除のプロである大津たまみ先生から教わった五徳(ごとく)のラクラクお掃除法をお伝えします。
普段なかなかお掃除が行き届かない五徳や細かい箇所も、ピカピカに掃除することで、ガスコンロ本体の寿命もぐんと長くなりますよ!
コンロの五徳汚れラクラクお掃除法
そもそも“五徳”って何?
五徳とは、コンロの上にある”やかんなどを置いている部分”の名前です。
みなさんのお宅にあるガスコンロに付いている五徳は、どんな素材から出来ているか知っていますか?
素材によってお掃除方法も異なります。まずは五徳の素材がどちらになるか確認してみましょう。
お手入れ前に、五徳の素材を知ろう
【ホーロー素材】
ほとんどの五徳がホーローです。
色は黒、グレー、茶色などがあります。
【ステンレス素材】
最近のコンロで使われているのがステンレス。ピカピカした見た目でスッキリしています。ステンレス五徳の場合は、ステンレス専用クリーナーでのお掃除がおすすめです。
今回は使用されている割合の多い、ホーロー五徳のお掃除法をご紹介します。
ホーロー五徳の汚れを落とすには?
【準備するもの】
- ダンボール
- 重曹
- お湯
- 使い古しのカード
- ブラシ
- 布きれ
1.「つけ置き」で落とす方法
ガスコンロにこびりついている汚れは”古い油汚れ”です。
効率的に汚れを落とすには、洗剤の中につけ置きをして、”汚れを緩ませる”ということです。
つけ置きをする時間を長くすることで、力を入れなくても簡単に汚れを取り除くことが出来ます。
2.「削って」落とす方法
地層のようにつもった汚れに、さらに熱が加わりできたしつこい汚れは、素材に傷を入れないように注意しながら、汚れを削りましょう。削る時には、使い古しのカードを使用して汚れをこそげ落としましょう。
汚れに傷を入れることで洗剤の浸透が良くなり、しつこい汚れも効果的に簡単に取り除く事ができます。
「つけ置き」で実際に汚れを落としてみよう
① 重曹を溶かした45度のお湯につけ置きをする。(お湯10リットルに対し重曹カップ1が目安分量)
つけ置き洗いするときは、シンクにダンボール箱を置きその中にビニール袋(大きいサイズ)を入れてその中にホット重曹水を作りつけ置きをするとシンクが汚れず便利です。
② 30分程つけ置きをした後、汚れが緩んだら素材に傷がつかないように気をつけながらカードで削る。
③ 細かい箇所をブラシッシングする。
④ 汚れと洗剤を洗い流したら、布きれで拭く
コンロがピカピカだと料理もはかどる♪
いかがでしたか?
コンロは汚れたまま使い続けると、寿命を縮める原因になるので、定期的なお手入れが必要です。
お掃除のプロ直伝の方法でピカピカコンロに変身させましょう。
コンロが綺麗だと、毎日の料理もはかどりますよ!